WordPressのプラグイン
WordPressは、プラグインを導入することで機能を追加でき、より便利になり、機能実装にかかる工数も削減できます。
プラグインの入れ過ぎは、サイトのパフォーマンスやセキュリティに影響しますので気をつけましょう。
データ移行:All-in-One WP Migration
WordPressサイトの移行やバックアップに非常に便利です。特にサイトの移行が必要な場合、ほとんどの作業が自動化されるため、手動での移行作業の手間が減ります。
フォーム:Contact Form 7
WordPressの代表的なフォーム作成プラグインで、シンプルかつ拡張性の高い問い合わせフォームを作成できます。使いやすさと柔軟性が魅力です。
フォーム:Contact Form 7 Multi-Step Forms
Contact Form 7で作成したフォームを複数のステップに分けて表示するための拡張プラグインです。
主な機能
- フォームをステップごとに分割して表示
- ステップ間の進行を分かりやすく表示
- 複雑な問い合わせフォームやアンケートに対応可能
複数ページにわたる問い合わせフォームを作成したい場合に便利で、ユーザー体験を向上させることができます。長いフォームを分割することで、ユーザーにとってフォームの入力が負担になりにくくなります。
🔽使い方は下記にまとめています。
https://www.moncoure.com/web/cf7
カスタムフィールド:Advanced Custom Fields(ACF)
WordPressの投稿、ページ、カスタム投稿にカスタムフィールドを追加するためのプラグインです。機能が多く便利。
カスタムフィールド:Smart Custom Fields(SCF)
こちらもWordPressにカスタムフィールドを簡単に追加・管理できるプラグインです。
https://ja.wordpress.org/plugins/smart-custom-fields/
カスタムフィールド:custom-field-suite
カスタムフィールドを実装できるプラグイン。繰り返しフィールドが無料で使える。
Wordpress.orgでの公開は2024年8月20日に停止したようです。開発は続けるらしく、GitHubに公開されていますね。
https://github.com/mgibbs189/custom-field-suite
プラグインの実装方法
GitHubで、ソースコードをzipでダウンロードする。
WordPressの管理画面で、
プラグイン → 新規プラグインを追加 → プラグインのアップロード → ファイルを選択 → 今すぐインストール → プラグインを有効化
有効化すると、左サイドバーの「設定」のところに、「Custom Field-Suite」が出てきていますね。
SEO設定:All in One SEO
WordPressのSEO設定を手軽に行うことができるプラグインで、初心者から上級者まで幅広く使用されています。SEOの基本的な設定や分析を、視覚的に分かりやすく行うことが可能です。
主な機能
- メタタイトルやメタディスクリプションのカスタマイズ
- XMLサイトマップの自動生成
- ソーシャルメディア連携(OGPタグの設定)
- SEOスコアの分析
- 高度なGoogle Analyticsの統合など
SEO設定・パンくず:Yoast SEO
All in One SEOと並んで人気のあるSEOプラグインで、WordPressサイトのSEO設定を行います。パンくずリストも作れますね。
主な機能
- ページや投稿のSEOスコアの分析
- メタデータ、キーワード、OGPの設定
- XMLサイトマップの生成
- 内部リンクやコンテンツの最適化提案
パンくずリストをつくるとき、以下のようにコードを追記します
<?php
if ( function_exists('yoast_breadcrumb') ) {
yoast_breadcrumb( '<p id="breadcrumbs" class="breadcrumb">','</p>' );
}
?>
- if ( function_exists('yoast_breadcrumb') ):Yoast SEOプラグインが有効で、yoast_breadcrumb 関数が使用できるかどうかを確認。
- yoast_breadcrumb( '<p id="breadcrumbs" class="breadcrumb">','</p>' );:プラグインが有効なら、パンくずリストを生成し、<p>タグでラップして表示します。
記事の複製:Copy & Delete Posts
大量の投稿やページを管理する際に非常に便利です。特定の投稿をテンプレートとしてコピーし、新しい投稿を素早く作成できる点が特徴です。
画像最適化:EWWW Image Optimizer
画像を自動的に圧縮し、Webサイトのパフォーマンスを向上させるためのプラグインです。
主な機能
- アップロード時に画像を自動圧縮
- 既存の画像を一括で圧縮
- PNGからJPG、Webpなどへのフォーマット変換
- ロスレス圧縮/ロス圧縮のオプション
画像を圧縮することで、Webサイトの読み込み速度を向上させることができます。SEOにも影響するため、サイトのパフォーマンス改善に役立ちます。
Basic認証:HTTP Auth
WordPressの管理画面や特定のページにHTTP認証を追加するためのプラグインです。
メール設定:WP Mail SMTP
WordPressでメールを送信する際に、SMTPサーバーを使って確実に送信できるようにするプラグインです。
WordPressのデフォルトのメール送信機能は、メールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことがあります。このプラグインを使えば、SMTPサーバーを介してメールを送信し、メールの信頼性を向上させることができます。
セキュリティ:WPS Hide Login
WordPressのログインページの URL を変更でき、セキュリティを向上します。URLをデフォルトのままにしておくと、攻撃者が自動化されたスクリプトを使ってランダムなユーザー名やパスワードの組み合わせを試し、不正にログインしようとしてきます。
https://ja.wordpress.org/plugins/wps-hide-login/
GitHubとの連携:WP Pusher
GitHubにpushしたらサイトに反映されるようにしていきます。
無料プランではPublicリポジトリしか連携できません
プラグインをダウンロード
公式サイトにアクセスしたら「Download」ボタンを押して、zipファイルをダウンロード。
zipファイルからプラグインをインストール
WordPress管理画面「プラグイン」→「新規追加」→「プラグインのアップロード」でzipファイルをアップロードします。
ファイルをアップロードしたら、「いますぐインストール」を押しましょう。
アップロードできたら、「有効化」します。
権限を変更しておこう
このままテーマのインストールに進むと失敗するので、権限を変更します。
WPのルートディレクトリに、「wp-config.php」があるので、
define('FS_CHMOD_FILE', 0644); // 適切なパーミッションを指定
を追加しておく。
※方法はFTPなど
リポジトリの登録
「Install Theme」でリポジトリの登録・連携を行います。
・Theme repositoryは、https://github.com/は省略してOKです。
・Repository branchは、自分がアップしたいブランチを選択しましょう(mainなどが多いかと思います)
・Push-to-Deployは、チェックを入れます。
・Link Installed themeは、すでに同じテーマがあるときにリンクしてくれます。
設定したら テーマをactivateしておきましょう。
Themesに連携されたテーマが表示されていたら成功です。
GitHubでWebhookを設定する
WP管理画面「WP PusherのThemes」にテーマが連携されています。
こちらの「Show Push-to-Deploy URL」をメモしておいてください。
GitHubのWebhooksにPayload URLに先程メモしたURLを登録しましょう。
他はデフォルトの設定でOKです。
「Add Webhook」を押します。
これだけの設定で、deployの自動化が完了します✨