プログラムを読む技術
関数を理解する
関数をシンプルに言うと、「何かを入力して、決まった処理を行い、その結果を出力する箱」のようなものです。プログラムの中では、この「箱」の中でいろいろな計算や操作が行われ、結果として「出力」が得られます。
日常の例で考えてみましょう
例えば「ジュースを作る」作業を関数で考えてみましょう。
・入力: 果物(リンゴ、オレンジ、など)
・処理: 果物を絞ってジュースにする
・出力: ジュース
この例では、
「ジュースを作る」関数には
果物が「入力」として入り、
絞るという「処理」が行われ、
ジュースが「出力」として返されます。
このように、関数には必ず入力と出力があります。
関数の目的
関数が作られる目的として、
- 同じ機能を持つ処理を再利用することができる
- 処理を分離して読みやすいプログラムにする
というのがあるので、どういった目的で書かれたか、プログラマーの意図を考えながら読む。
単一責任の原則
関数を作る際の基本的な考え方に「単一責任の原則」というものがあります。
関数に持たせる役割や責任を1つだけに限定しましょう、という考え方です。
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